フィラリア予防、ノミ・マダニ予防、狂犬病予防注射について
①フィラリア予防について
フィラリア(犬糸状虫)は蚊が媒介する寄生虫で、犬では心臓や肺動脈(心臓から肺へ向かう血管)に成虫が寄生します。
猫は本来の終宿主ではありませんが、稀に犬と同様に心臓や肺動脈に寄生します。
フィラリアに感染した犬の血を吸った蚊が、別の犬や猫を吸血することで感染がおこります(フィラリアの幼虫が運ばれます)。
フィラリア予防は、”蚊が出始めた1か月後から蚊がいなくなった1か月後まで”が基本です(4月頃~11月or12月)。
近年は気温が上昇しているため、以前よりも予防の期間が長く(始まりは早く、終わりが遅く)なっています。
しっかり予防し、大切な家族を守りましょう。
★予防方法
つけるタイプ(スポット剤)と飲むタイプのお薬があります。 詳細はページ下に↓
予防シーズンは7個以上のまとめ購入で1個無料キャンペーンをいたします!
※当院ではフィラリアについて通年で予防されている方を除き、原則、毎シーズンの予防薬を開始する前にフィラリア子虫検査・フィラリア抗原検査を実施します。
フィラリア検査費用 2500円
➁ノミ・マダニ予防について
ノミ、マダニは外部寄生虫で、草むらを歩いた時や、人の服についたものが室内に持ち込まれて寄生します。
様々な感染症(瓜実条虫(猫)やSFTSウイルス感染症他)を媒介するほか、多数寄生により貧血を起こすことも。
発見しても、安易につぶしたりせずに動物病院を受診しましょう。
ノミ・マダニの予防期間はノミ・マダニが活動する”平均気温が13℃以上ある時期”が基本です(4月頃~10月、11月)。
寒い時期でも室内は暖かく、生存が可能なので、通年で予防するのもオススメ。
近年は気温が上昇しているため、以前よりも予防の期間が長く(始まりは早く、終わりが遅く)なっています。
しっかり予防し、大切な家族を守りましょう。
★予防方法
つけるタイプ(スポット剤)と飲むタイプのお薬があります。詳細はページ下に↓
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③狂犬病予防注射(犬)
4月から6月は狂犬病予防注射の時期です。
狂犬病予防法に基づき、犬の飼い主は次のことが義務付けられています。
・市町村に犬を登録すること
・犬に毎年狂犬病の予防注射を受けさせること
・犬に鑑札と注射済票をつけること
当院でも4月から狂犬病予防注射と登録が可能です。